8月は1回レッスンをお休み。
夏休みをいただいて、旅行に行って来ました。
念願の青森旅行だったんですが、本業の居酒屋の営業を何日までやるのかなど、動き始めるのがいつも遅いので、飛行機は全てアウト。
「のぞみ」のような「はやぶさ」の予約も取れず、
「ひかり」のような「やまびこ」に乗って盛岡まで行って乗り換え。
という移動に。
少し時間はかかりましたが、グランクラスが取れたので、東京駅に早めに行って専用ラウンジを楽しんだり、広々お席でお弁当を食べたりと、のんびりしました。
盛岡駅は秋田新幹線との分岐駅にあたるので、こんな光景が見れました。
バイバイ、こまち!
いつか秋田にも行ってみたいですね。
乗り継ぎまで少し時間があったので、駅のそばの開運橋を見て来ました。
川の向こうに見えるのが岩手山。
冠雪した岩手山と開運橋の写真が有名ですけど、当たり前ですけど夏だから夏山でした。笑
またの名を、二度泣き橋というそうで、
「俺はこんな田舎に来て(飛ばされて)しまったのか・・・」
と一度泣き、
「帰りたくない、もっとここにいたい・・・」
と二度泣くから、二度泣き橋なのだそうです。
岩手の方のソウルフードならぬ、ソウル風景なんでしょうね。
八戸に着いたのは、もう夕方だったので。
・・・ということはないんですけど、とにかく楽しみにしていた八戸の夜。
何もない何もない、夜も早いと聞いていましたが、何もあるある!!
という感じで、港の男たちを支えて来た酔い街を楽しんで来ました。
横丁がたくさんあると聞いていた通り、入り組んだ小さな路地に間口の小さなお店がひしめいていました。
東京だと、新宿の思い出横丁やゴールデン街、近くだと立石や門前仲町の裏通りもこんな感じですよね。
昭和レトロ、平成レトロが流行りなんて話もありますが、地方には本当に懐かしい街並みが普通に残ってて、タイムマシンに乗ったみたいでした。
正直、こうやって書かれても、どんな料理かわからないもの多くないですか?
莫久来?
かやき?
イカボンボン???
楽しいそぞろ歩き。
翌日は、青森へ移動。
テレビでよく見る乗っけ丼のお店に行きました。
地元の方に言わせると「最近はだーいぶ高くなっちゃったからねぇ・・・」という感じみたいですけど、私たち東京の人間にとっては、安くはないけど全く高いとかではない感じ。
大間が近いしマグロかと思いきや、とにかくおいしかったのはタコ。
タコ、おかわりしました。笑
八戸では全く見なかった(あとで理由が判明)ねぶたも、青森に入ると途端にそこここで見かけるように。
ワラッセという、ねぶた祭りの博物館のようなものがあったので、まぁせっかく来たしと入ってみた(入館料620円)んですが、ここが思いの外よかったです。
だって、本物のねぶたの山車が何基も展示されてるんです。
(しかも触っていいものもある)
圧倒されました!
大きなガネーシャ!!
しかも私たちが行った1週間前に、ちょうどお祭りが終わったらしく、そのお祭りに出ていた今年の山車が展示されたところでした。
あちこち見ていて驚いたのが、私たちのような観光客だけじゃなく、普通に地元の人も見に来てるということ。
「あー、これが今年の1位のやつかー。やっぱりいいね、うん1位だね!!」
などと、まさに王林ちゃんのあのイントネーションでお話しているのが聞こえました。
青森は八戸ほどお店もなくて、いろいろ調べてこちらの小料理屋さんへ。
名物ママと常連さんだという地元の男の子がいるところに混ぜてもらいました。
とにかくねぶたは最高、ということ。
服さえ用意すれば跳ねて(踊って)いい、ということ。
来年は絶対跳ねに来てほしい、ということ。
跳ねたらわかる、ということ。
青森の人たちがどんなにねぶた祭が好きなのか、を知りました。
そのために1年暮らしてると言っても過言じゃないくらい。
私も浅草育ちなので、わかるところがたくさんあります。笑
青森はもともと、2つ?3つの藩が無理やり1つになって青森県になったのだそうで、ざっくり言うと青森と八戸はあまり仲良くはないのだそうです。
若い世代はもう別に?という感じだそうですけど、特にご年配の方はそういうところがあるみたい。
でもそのおかげで、日本酒の酒蔵も「あっちには負けないぞ!」といった具合に切磋琢磨しておいしいお酒が多いんだよ、とも教えていただきました。
じんわり楽しくて、深くお勉強した青森の夜。
翌日は、船で函館へ渡ることにしました。
デッキであの歌を熱唱しました。
風が強くて、誰にも聞こえてなかったと思います。
奥津軽のママさんに教えてもらった、
「りんごジュースはシャイニー」
の教えに従って、いろいろ飲み比べセットを買って船で飲みました。
函館では、やっぱりビールはサッポロ。
そして、ジンギスカン!
ベルのたれは葛西のハナマサでも売ってるし、うちもよく買っていますが、ソラチっていうジンギスカンのタレがおいしかったです♡
心惹かれるパッケージ。
函館山。
長くは書きませんが、この北洋資料館というところが、今回の旅の観光の中では一番楽しかったです。
もし函館、五稜郭に観光の際はぜひ。
五稜郭の裏にある、六花亭の路面店。
中に入ると、大きな窓から五稜郭のお堀が。
六花亭ってレーズンサンドばっかり食べてましたが、本当にいろいろな種類のお菓子があって、このお店では普通のケーキも売られてました。
北海道はロイズや白い恋人、ルタオ、いろいろありますけど、六花亭が一番すてきなご商売をしてらっしゃる・・・そんな印象を受けて帰って来ました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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